2008年9月14日日曜日

The Cure/Seventeen Seconds

1980年。2ndアルバム。





日本盤の帯の文句は『聖なるモノクローム・ワールドにようこそ!ザ・キュアー日本盤・第二弾』(※日本盤第一弾は"Pornography"。)

音楽性の相違から脱退したオリジナル・ベーシストのMichael Dempseyの代わりとして、Simon GallupとキーボーディストのMatthieu Hartleyが加入、新たな編成で制作された。

Cureにとって初の全英トップ20入りを果たした記念すべきシングル曲"A Forest"収録。

前作"Three Imaginary Boys"のリリース後、Siouxsie & The Bansheesと共に全英ツアーを行った際、Bansheesのギタリストが脱退したため、急遽Robertがその代役としてステージにあがったという。

その影響もあってか、今作ではクールで緊張感のあるモノクロームなネオ・サイケデリックサウンドへと変貌を遂げている。

収録曲には"A Forest"(Robertの幼少期のトラウマが元ネタになっているという)や"Play For Today"、"M"(Robertの愛妻・Maryについての曲)など、未だにライヴの定番である楽曲が多い。

ちなみに、ライヴでは"Play For Today"でファンがイントロ部分を合唱するのが定番となっている。
死ぬまでに一度は体験してみたいものだ...。

この頃のRobertは繊細な文学青年、といった風体で、まさか数年後にはあんな姿になるなんて誰も(きっと本人さえも)想像できなかったことであろうよ...。

収録曲

01: A Reflection
02: Play for Today
03: Secrets
04: In Your House
05: Three
06: The Final Sound
07: A Forest
08: M
09: At Night
10: Seventeen Seconds

参加メンバー

Robert Smith
Matthieu Hartley
Laurence Tolhurst
Simon Gallup


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