1980年。2ndアルバム。
日本盤の帯の文句は『聖なるモノクローム・ワールドにようこそ!ザ・キュアー日本盤・第二弾』(※日本盤第一弾は"Pornography"。)
音楽性の相違から脱退したオリジナル・ベーシストのMichael Dempseyの代わりとして、Simon GallupとキーボーディストのMatthieu Hartleyが加入、新たな編成で制作された。
Cureにとって初の全英トップ20入りを果たした記念すべきシングル曲"A Forest"収録。
前作"Three Imaginary Boys"のリリース後、Siouxsie & The Bansheesと共に全英ツアーを行った際、Bansheesのギタリストが脱退したため、急遽Robertがその代役としてステージにあがったという。
その影響もあってか、今作ではクールで緊張感のあるモノクロームなネオ・サイケデリックサウンドへと変貌を遂げている。
収録曲には"A Forest"(Robertの幼少期のトラウマが元ネタになっているという)や"Play For Today"、"M"(Robertの愛妻・Maryについての曲)など、未だにライヴの定番である楽曲が多い。
ちなみに、ライヴでは"Play For Today"でファンがイントロ部分を合唱するのが定番となっている。
死ぬまでに一度は体験してみたいものだ...。
この頃のRobertは繊細な文学青年、といった風体で、まさか数年後にはあんな姿になるなんて誰も(きっと本人さえも)想像できなかったことであろうよ...。
収録曲
01: A Reflection
02: Play for Today
03: Secrets
04: In Your House
05: Three
06: The Final Sound
07: A Forest
08: M
09: At Night
10: Seventeen Seconds
参加メンバー
Robert Smith
Matthieu Hartley
Laurence Tolhurst
Simon Gallup
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