2008年9月14日日曜日

Curve/Come Clean

1998年。3rdアルバム。





第一次解散後の96年頃、中古CD屋で偶然EP "Pink Girl With The Blues"を入手したことから、おそらく復活したとは思っていたが、"Fat-Lip"なる無名インディーレーベルからのリリースであったことと、その後音沙汰がなかったため、未だ半信半疑だった。

しかしその後雑誌に、すでに再結成しアルバムを制作中との情報が載っていて、すごく喜んだ記憶がある。

当時はすでにGarbageがデビューしており、またMarilyn MansonやCurveとも交流のあったNine Inch Nailsなどのインダストリアル勢がムーブメントとなっていたことなどから時勢はCurveに追い風であった。

しかし、残念ながら商業的に成功することはできず、この後は地下活動がメインとなってしまう。

また、時代性かデジタル色が強く、再結成前までと比べてギターサウンドが単調になった。
(サンプリングしているからか?)

このアルバム以降というのは、完成度は相変わらず高いものの、どこか単一的というか、バラエティさがないというか、一曲一曲の印象が薄い。

日本盤が発売された最後のアルバムである。

これ以降は海外盤のみ、時にはCDショップに流通すらなく、海外からの通販での購入しかできなかった。

日本盤で特筆すべきは"Dog Bone"という曲の対訳。

"Dog Bone, Dog Bone, Dog Bone. Oh Yeah."

という歌詞に対し、

"犬 骨 犬 骨 犬 骨 オーイエー"

という訳。

直訳にも程があるだろ...。


収録曲

01: Chinese Burn
02: Coming Up Roses
03: Something Familiar
04: Dog Bone
05: Alligators Getting Up
06: Dirty High
07: Killer Baby
08: Sweetback
09: Forgotten Sanity
10: Cotton Candy
11: Beyond Reach
12: Come Clean
13: Recovery
14: Chinese Burn (Lunatic Calm Remix) *
15: Chinese Burn (Steve Osborne Mix (full Length)) *
16: Chinese Burn (Flood (Radio Edit)) *

* Bonus track on the Japanese version

参加メンバー

Toni Halliday: voices and words scraping guitar, fx
Dean Garcia: bass, drums, guitar and programmed various keyboards and electronica

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