1998年。3rdアルバム。
第一次解散後の96年頃、中古CD屋で偶然EP "Pink Girl With The Blues"を入手したことから、おそらく復活したとは思っていたが、"Fat-Lip"なる無名インディーレーベルからのリリースであったことと、その後音沙汰がなかったため、未だ半信半疑だった。
しかしその後雑誌に、すでに再結成しアルバムを制作中との情報が載っていて、すごく喜んだ記憶がある。
当時はすでにGarbageがデビューしており、またMarilyn MansonやCurveとも交流のあったNine Inch Nailsなどのインダストリアル勢がムーブメントとなっていたことなどから時勢はCurveに追い風であった。
しかし、残念ながら商業的に成功することはできず、この後は地下活動がメインとなってしまう。
また、時代性かデジタル色が強く、再結成前までと比べてギターサウンドが単調になった。
(サンプリングしているからか?)
このアルバム以降というのは、完成度は相変わらず高いものの、どこか単一的というか、バラエティさがないというか、一曲一曲の印象が薄い。
日本盤が発売された最後のアルバムである。
これ以降は海外盤のみ、時にはCDショップに流通すらなく、海外からの通販での購入しかできなかった。
日本盤で特筆すべきは"Dog Bone"という曲の対訳。
"Dog Bone, Dog Bone, Dog Bone. Oh Yeah."
という歌詞に対し、
"犬 骨 犬 骨 犬 骨 オーイエー"
という訳。
直訳にも程があるだろ...。
収録曲
01: Chinese Burn
02: Coming Up Roses
03: Something Familiar
04: Dog Bone
05: Alligators Getting Up
06: Dirty High
07: Killer Baby
08: Sweetback
09: Forgotten Sanity
10: Cotton Candy
11: Beyond Reach
12: Come Clean
13: Recovery
14: Chinese Burn (Lunatic Calm Remix) *
15: Chinese Burn (Steve Osborne Mix (full Length)) *
16: Chinese Burn (Flood (Radio Edit)) *
* Bonus track on the Japanese version
参加メンバー
Toni Halliday: voices and words scraping guitar, fx
Dean Garcia: bass, drums, guitar and programmed various keyboards and electronica
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