2008年9月27日土曜日

The Cure/Hypnagogic States EP

2008年。リミックスEP。





当初13thアルバムは9月にリリースする予定だったのだが、諸事情により1ヵ月の延期となってしまったため、Robertはその穴を埋めるため、4連作のリミックスを収録した本EPを急遽企画したそうだ。

個人的にリミックスは興味なくて、はっきり言って原曲を超えるリミックスってそうは無いというのが正直なところ。

以前公式リミックスアルバム("Mixed Up"('90))があって、内容も良かったんだけど、オリジナルアルバムと同じ愛着を持つということはなかった。

更にリミックスを担当した人たちが何者なのかも全く分からないし、本作はコレクターズアイテムのつもりで購入し、期待は薄だった。

という前提で聴いた本作の感想を1曲ごと簡単に。

"The Only One"は、原曲を3部構成に再構築したミックス。

そんな長くない曲を3分割したので散漫な感じ。

"Freakshow"は、クラブチックなミックス。

所謂パブリックイメージな"リミックス"というとこんな感じなのかも知れないけど、その分一番つまらないかな。

"Sleep When I'm Dead"は、打ち込みダンス風ミックス。

原曲が地味なので、一番ミックスが映える気がした。

"The Perfect Boy"は、なんだか80年代チックなミックス。

Cyndi Lauperを思い出した。

"Exploding Head Syndrome"は、トランス風ミックスによる4連作の組曲。

とにかく長い!

結論としては、(Robertも常々言っているが)Robertの声が入っていればどんなサウンドでもCureに聴こえてしまうので、よほどのヘマをしない限りはそれなりのクオリティになる(公式リリースのものがそれほど悪いというのはありえないと思うけど)ということと、原曲の良さを改めて認識した。

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