2008年9月14日日曜日

Presence/Act Of Faith

1992年。3rdシングル。





バンドのBiographyについてはこちら

Presenceは4枚のEPと1枚のアルバムを残して解散したわけだが、EPは一時期西新宿のレコード屋で投げ売りされていた。

そんな4枚のEP群の中で最もお気に入りなのが本作。

タイトル曲"Act Of Faith"は、全体的に透明感が漂う好楽曲で、個人的にバンドの代表曲だと思う。

確かにThe Cureに似てはいるけど、これはこれで十分個性があって、アリだと思うんだけどなぁ。

実にもったいない。

以下は、rockin'on92年5月号に掲載されたレビューからの引用。

隠れファンは意外に多いハズ
ザ・キュアーが華々しく新作発表会見を開いて再始動をブチ上げているさなか、人目を忍かのようにひっそりと一枚のEPがリリースされた。詳しいクレジットがまるで無く、フル・ネームの確認すら出来ないが、このバンドのトルハーストとデンプシイは間違いなくキュアーのオリジナル・メンバーだった二人だろう。音の方はキュアーを数十年間川の水にさらしてアク抜きしたような感じで、奇妙によい。ちっちも物凄くはないんだけど、ファンだったらきっと愛せる小品。

ちなみに、Presenceの作品はLolが設立したReality Recordsからリリースされており(これって、CureのFiction Recordsに対抗したのかも)、カタログ番号がLol-XXとかなっているのがちょっと笑える。


収録曲
01: Act Of Faith
02: Earthquake
03: Tomorrow


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