1992年。1stアルバム。
PresenceはThe Cureを追い出されたLol Tolhurstが結成したバンド。
バンドのBiographyについてはこちら。
個人的にはかなり好きな音だったんだけど、The Cureに似すぎだ、パクリだと散々酷評され、さらにはバンド名の使用にクレームがつき(同名のバンドが既に存在していた)、シングルの回収騒ぎが起こったりとトラブル続きで、結局このアルバム1枚で消滅してしまった。
非常に残念。
しかしLolはThe Cure創始者の一人だし、メンバーもThe Cureに近いとこの人なんだから、似るのはある意味必然なんじゃないかな。
The Cure系ってことで、みんなもっと温かく見守って欲しかったなぁ...。
この後、追い詰められたLolはギャラ分配の不当性を主張してThe Cureを訴えるという暴挙を仕出かし、敗訴とともに消息を絶つ。
ちなみに現在は、アメリカで奥さんとLevinhurstなるバンドで活動中。
Robert Smithとも仲直りしたそうだ。
楽曲としてはどれも完成度高いが、特にお勧めなのが"Act Of Faith"、"On Ocean Hill"、"Missing"の3曲。
無理やりThe Cureに例えると"Act Of Faith"が"High"、"On Ocean Hill"が"The Last Day Of Summer"、"Missing"が"Disintegration"かな...。
まあ雰囲気が伝われば...。
なお、CDはUK版とUS版でスリーヴや収録曲が異なる。
収録曲
(LP)
Side A
01: Never
02: Fragments
03: Act Of Faith
04: Revolve
05: Highest Peak
Side B
01: Pause
02: Raindown
03: Missing
04: On Ocean Hill
05: Inside
(CD: UK Version)
01: Never
02: Fragments
03: Act of Faith
04: Revolve
05: Highest Peak
06: Pause
07: Raindown
08: Missing
09: On Ocean Hill
10: All I See
11: Inside
(CD: US Version)
01: Never
02: Fragments
03: Act of Faith
04: On Ocean Hill
05: Revolve
06: Highest Peak
07: Pause
08: Raindown
09: Missing
10: In Wonder
11: All I See
12: Inside
参加メンバー
Gary Biddles (Vocals)
Alan Burgess (Drums)
Roberto Soave (Bass)
Rob Steen (Guitar)
Laurence Tolhurst (Keyboard)
Chris Youdell (Keyboard)
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