2002年。5thアルバム。
Ichimakiが産休で抜けたため、Narasaki、Kannno、Yoshioの三人によって制作された。
ZKレーベルからエイベックスに移籍して、8年ぶりにメジャー復帰となった本作だが、Narasakiの天邪鬼が発動してしまい、あえて暗めの曲を中心に構成されている。
サウンドは前作のシューゲイザースタイルから、Sadesper Recordの要素を追加したようなシンセサイザーメインにシフト。
ライヴでも同期を多用するようになった。(Watchmanがキーボードで参加することも増えた。)
後年発芽するスペーシー路線の先駆け"Hyper Velocity"やサンバを取り入れた"Sweet Voyage"(ライヴで盛り上がる!)、"Submerge"や"No Thank You"に連なる絶望系路線"Entreaty"など、随所に聴き所があるのだが、いかんせん全体の印象が地味。それがNarasakiの思惑通りなのだが。
また、Ichimakiの脱退に伴い、ライヴのサポートメンバーに旧メンバーのKoji("Submerge"期のサイドギター)、Plastic TreeのAkiraが加わってNarasakiがギターを弾かないことが増えた。
個人的にはIchimakiの音がしっくりきていたので、Akiraのギターの音はちょっと違うかな、と思ってたりする。
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