2010年5月9日日曜日
Biography Of Curve
(前置き)
自分はDean Garciaのバンド(CurveやSPC ECO)が大好きで、携帯の音楽プレイヤーの再生回数上位を彼の曲が占めてたりします。(残りは当然、The Cure!)
ある時見たWikipediaのCurveの項がスカスカだったで拡充しようかと思って色々調べたんですが、Wikipediaは制約が多いのでここのブログに書くことにしました。
Curve (カーヴ)
CurveはDean Garcia(ベース、ギター、プログラミング)とToni Halliday(ヴォーカル)の二人を中心とした英国のバンドで、90年に結成された。
二人はCurve結成以前、86年頃にEurythmicsのDave Stewartを介して出会い、State Of Playというバンドを組んでアルバム"Balancing The Scales"リリースしているが、上手くいかずに1年足らずで解散している。
その後Toniはソロアルバム"Heats & Handshakes"('88)をリリースしたが、これも成功には至らなかった。
結局二人は運命に導かれるかのように再会し、以後長きに渡り一緒に活動していくことになる。
Dave StewartのAnxious Recordsと契約し、Curveとして91年3月にEP"Blindfold"でデビュー。5月には"Frozen"、10月には"Cherry"とEPを立て続けにリリースし、ノイズギターとうなるベースライン、ダンサブルな打ち込みリズムをバックに妖艶なToniのヴォーカルをフィーチャーしたCurveのサウンドは、当時シーンから注目されていたドリームポップ・ムーブメントに乗って高い評価を得る。
二人はついに念願の成功を収めることとなった。
Curve/Ten Little Girl
その後、Debbie SmithとAlex Mitchellの二人のギタリストと旧知のドラマーのSteve Montiをメンバーに加え5人組となったCurveは、92年1月に1stアルバム"Doppelgänger"をリリース。
この頃来日も果たし、アメリカではThe Cureと一緒にツアーもしたりした(一回演っただけで後はキャンセルしたらしい)。
Curve/Horror Head
Curve/Fait Accompli
93年9月には2ndアルバム"Cucoo"をリリースするも、翌年にバンドは早すぎる解散を迎えることとなる。理由は長期の全米ツアーによるストレスが原因という。
Curve/Missing Link
解散後、ToniはCurveのほとんどの作品に関わっているエンジニアのAlan Moulderと結婚、またScyllaというバンドを結成して活動する。DeanもTV番組の音楽制作や複数のサイドプロジェクトを手掛けていたが、ToniがDeanにScyllaの作品について相談に行ったことがきっかけでCurveとしての活動を再開、96年にEP"Pink Girl With the Blues"で復活を遂げる。
98年には3rdアルバム"Come Clean"をリリース。
当時のシーンはNine Inch Nailsを始めとしたインダストリアルムーブメントの発生や、Curveによく似ていると言われたGarbageが登場してきており、Curveが売れる素地はあったと思われるのだが、残念ながら二人が再結成前以上の成功を収めることはできなかった。
Curve/Chinese Burn
01年に4thアルバム"Gift"をリリースした後は、活動の場をインターネットに移し、02年リリースの5thアルバム"The New Adventures Of Curve"はネットのみの販売となった。
Curve/Hell Above Water
そして、04年の2枚組ベスト盤"The Way of Curve"を経て05年1月に二度目の解散をした。
ウェブサイトにToniの解散に至った理由が記載されている。
解散後、ToniはChatelaineというソロプロジェクトで、Deanは愛娘のRoseをヴォーカルにすえたSPC ECOというバンドを中心にそれぞれ活動している。
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