2013年3月。2ndアルバム。
レコーディング自体は1992年に行われたようだが、1stアルバム"Inside"の売れ行きが芳しくなかったためにお蔵入りにされてしまっていたとのこと。
それが21年の時を経てSoundCloud上で公開された。
割と最近Lolがインタビューで存在をほのめかしてたので、アップしたのはLolなのかな?
ヴォーカルを務めたGary Biddlesが今月亡くなったので、それも関連しているのかもしれない。
結果的にGaryの遺作となった本作では、ベースがRoberto SoaveからPaul Redfernにチェンジしている。
これは同時期にRobertoがThe CureのWishツアーに病欠したSimon Gallupの代役として参加していたのが関係あるのかも。
1stアルバムと比べるとキーボードの比率が下がり、その分ギターが前面に出てきている。
元々はゴシックロックとシンセポップを織り交ぜたような音楽性だったが、よりゴシック寄りになったというか。
でも、要所要所でニューウェイヴの影がちらつくので、メタル上がりのゴスバンドと比べるとどうもひ弱に映る。
自分のような人間にはこのくらいがちょうど良いのだが、シーンでほとんど顧みられなかったのはこの辺の中途半端さにあるのかな。
日本でのキャッチコピーが"アク抜きしたキュアー"だからなぁ...。
93年のライヴの映像があったので貼っておく。
(ベースはPaul Redfernではなく、Kevin Kipnisという人物だそう。)
Presence/Closer
Presence/Heaven
収録曲
01: Everything's Changing
02: Let It Go
03: Scared
04: Get Up
05: Closer
06: Learning How To Smile Again
07: Memory Time
08: Sweat
09: You
10: Every Little Thing
11: Walk Away
12: Heaven
13: To Be Alone Again (Demo)
参加メンバー
Gary Biddles: Vocals
Lol Tolhurst: Keyboards
Chris Youdell: Keyboards
Rob Steen: Guitar
Alan Burgess: Drums
Paul Redfern: Bass
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