2011年5月28日土曜日

SPC ECO/Big Fat World EP

2011年5月。6曲入りEP。





前作"Out Of The Sky EP"同様、bandcampのダウンロード販売でのリリース。金額は5GBP。

これまでのSPC ECOはミディアム~スローテンポの楽曲が中心だったが、今作はロック的な疾走感のあるリズムが強調されていたり、シンセサイザーがメインでギターがほとんど入っていない曲があったり、6曲中4曲でメンバー以外のゲストが参加していたりと、ちょっとこれまでとアプローチが異なる印象。

次のアルバムへの布石なんだろうか。

もちろん、楽曲は相変わらず安定感抜群で素晴らしい。

簡単に全曲紹介。

"Gone"は本リリースに先駆けて、ライヴ音源がYouTubeにて公開済み。
ライヴ音源と比べると少々大人しめに感じた。

"Silo Too High"はチャリティー・コンピレーション盤"Rock Back for Japan Vol. 1"に収録の楽曲。
DeanとMorphemeというプロジェクトを行っているPerry Peloneroがギターで参加。

タイトル曲"Big Fat World"は、Curveの名曲"Frozen"を彷彿とさせるロック的な疾走感のある曲。
Roseのヴォーカルがいつものウィスパースタイルではなく、感情を抑えた淡々とした歌い方であるため、ちょっとらしくないなと思っていたら、それがサビのウィスパーがすごく映える伏線になっていて、唸らされた。

"Forever Now"は後期Curve調で、Dean節が全開なダーク曲。
J P WomBBabyという人物がゲスト参加してるが、誰なんだか調べきれなかった。
過去にDeanのHEADCASEというプロジェクトのアルバムにも参加しているようなのだが...。

"Here I Am"はThe Cureっぽいメランコリックな曲。
映画作曲家のEd(Edward) Shearmurがゲスト参加。

"Feels Like Flying"は本作唯一の穏やかな楽曲。
こちらもPerry Peloneroがゲスト参加している。


収録曲
01: Gone
02: Silo Too High
03: Big Fat World
04: Forever Now
05: Here I Am
06: Feels Like Flying

参加メンバー
Rose Berlin (vocals and lyrics)
Dean Garcia (bass drums guitar and programming)
Joey Levenson (guitar sonica)

Perry Pelonero (Space Guitars on Feels Like Flying and Silo Too High)
Ed Shearmur (Keyboards String Ambience and Guitars on Here I Am)
J P WomBBaby (Ambient Voices on Forever Now)

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