23年ぶりの来日を果たしたThe Cure。
巷では色々といわれていますけど、とりあえず、15年間待ち焦がれた、とある一ファンの独り言です。
まず、どんな形であれ、来日したことに意義があります。やはり一番の宣伝になりますしね。
それから至近距離で生の姿を見られたのも、とても嬉しかった。Just Like Dreamって感じでした、本当に。
セットリストはやはりフェス向けってことで、ライトな曲が多かったですけど、しかしそこはThe Cure、ダークな楽曲もちゃんと混ぜていました。
まあ、そういったダーク系の曲は俄かファンにとってはとても退屈だったようですけど。
The Cureって、はっきり言って万人受けするタイプのバンドではないので、初めてその場で聴いた人なんかはツマンネーって思ったかも知れない。
でも、The Cureのいいところは、そんなライトファンも納得できる楽曲があるところ。
ライトなファンにはGreatest Hits系の曲で躍らせて、コアなファンには、Trilogy系の曲で泥沼に陥れる。
これが並立していて、ライヴでもちゃんとやってくれる。
そんな懐の深さがやはりThe Cureの魅力の一つなのです。
できれば、日本のファンもこういった面を理解してほしいなぁ、と思いました。
("Friday I'm In Love"でおお盛り上がりして、"The Kiss"では途端にテンション下がるんだもの。暴れるのなら徹底的に暴れてほしい。)
次にサウンド面ですけど、残念ながら物足りなかった。
シンセがいないのは厳しいと思う。
個人的に、Rogerがいないのは本当に痛かった。
不可解な解任劇が尾を引いて、今の面子にはまだ不信感が残っています。
Porlのギターなんか縦横無尽で頑張ってたんですけどね。
でも、やっぱ足りない。
意外に演奏ミスもしてました。
RobertはLullabyで音外していたし、SimonもA Forestで変な音出していた。
できれば、次はTrilogyクラスの演奏が見たいなぁ。
でもまあ、Robert始めみんなご機嫌だったみたいだし、23年前に比べれば日本の観客のノリもだいぶこなれてきただろうし。
気に入って、また来てくれないかなぁ。
ライヴ中は、客のノリが悪いって、Robertが不機嫌にならないかってヒヤヒヤしてました。
でもやっぱりThe Cureはプロだけあって、力を抜かないで全力で演奏していました。
まあ、当然なんですけど、でも嬉しかった。
最後に、メンバーの印象。
Jason。ごめん、直接見えなかった。でも、スクリーンではさすが最年少、とても若々しかったです。
Porl。痩せました?スキンヘッドが似合ってました。RogerとPerryの解雇があなたのせいでないことを祈ります。
Simon。若かった。いつもの動作でステージを動きまわってました。やっぱりカッコイイです。
Robert。痩せました?思ったよりスリムでした。そしてこれまた若かった。スカートがよく似合ってました。動作は相変わらずキュートです。アンコールでちゃんとお化粧直してくるところとか、いいなーって思います。もちろんすぐ落ちちゃうんですけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿